こういう記事がありました。
障害者が賃上げスト オリンパス特例子会社「生活できぬ」 渋谷 /東京(毎日新聞)
光学機器メーカーオリンパスの特例子会社、オリンパスサポートメイト(八王子市)の障害を持つ労働者が21日、生活できる賃金への引き上げを求めて終日ストライキをした。
この記事ですが先週紙面で見て驚きました。特例子会社でストとか聞いたことがないからです。
さて、記事によれば賃金が安すぎるというのが主張の大まかなところなのですが内容が短めなので詳しい事情に関する記載があまりありませんでした。
後ほど、しんぶん赤旗にもう少し詳しい事情が書いてあることがツイート検索で判明したので在宅勤務の日に業務終了後、図書館に行き紙面を見て確認しました。すると次のような事が書いてありました。
1.昨年、個人加入型の組合に加盟し正社員登用される 2.正社員登用されても給与が上がらずベアを申請するも希望額を提示されずスト実行 3.一般の正社員が行っていた業務に関しても当事者は従事しており不公平と主張
この3つの項目を見ていくつか考えるところがありました。
1.については、おそらく交渉があったことが伺えます。2.については、組合経由で正社員化したケースということになりましょう。3.に関しては障害者雇用の形態を検討する必要があります。
個人的に非常に重要な論点になりそうだなと思ったのは3.でこれは障害者雇用、とりわけ特例子会社という形態が持つ問題でもあります。
まず、特例子会社という言葉についてですがこれは障害者雇用促進法に基づく障害者雇用をすすめるための会社です。私は特例子会社に入ったことがないので伝聞でしか知らないのですが、障害者雇用をすすめる上で特例子会社を認定をうけると法律上の助成を受けることができます。給与テーブルは、一般企業と違うことが多いです。これは、特例子会社を運営するに当たり、様々なハード・ソフト面での結果であるといった形で言及するケースもあるようです。差別的な取り扱いかについては議論がありそうです。
今回の件ではこのあたりを問題視しているのだと思われます。これも自分が今までに見た資料などもとにした話でしかないので話半分ではありますが、実際コストダウンを意図して障害者雇用に切り替えるなどという話も聞いたことはあります。とはいい障害者の労働者も生活がかかっているのでとどのつまりは”金”の問題ということになりましょう。
終わり