こういう記事がありました。
障害者に活躍の場を 工場で短時間就労受け入れ 人手不足解消も(毎日新聞)
大まかな内容は以下の通り。
- 施設外就労の形式で短時間勤務を行う
- 人手不足の緩和・解消を狙う
まぁいいことばかりのように見えますが、報酬体系がどのようになっているかが記事からは見えないことや、単純に人手不足の緩和・解消だけが目的なのではないかなど正直なところ不安もあると感じます。
個人的にレポートを読んだ上での感想なのですが、施設外就労というのはよく聞くところで、工賃の上昇だったり、就労へのステップという観点で行われているというところではあります。どうもこういうのが広がっていくと障害者枠での一般就労がテレワークを除けば都市部だけのかなり限られた枠組みになっていくのではないでしょうか。
人手不足という観点から見れば、施設外就労の取り組みはある種の合理性を担保しうるところはあるのでしょうが、就労移行支援やいわゆる就労継続支援B型は最低賃金によらない制度なので人手不足と最低賃金によらない枠組みの名のもとに障害者が買い叩かれてしまうのではないかという懸念は感じるところがあります。
「技能実習制度」がその制度趣旨とまったく違うことが行われ結果国際的に評判が良くない状態が続いていますがこれと類似性を感じます。「技能実習制度」はさすがに外国人に劣悪な待遇をやめるような改正または改廃が遠くない将来になされたとき、その代替として障害者就労にその劣悪な待遇が向かうのではないか。これを個人的には懸念しています。
終わり
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