自身は発達障害の当事者です。
ここでは前回からの続きとして簡易マニュアルを作成していった過程と時間配分としての勤務時間を考えます。
- 業務の可視化を考える
自分はあまり仕事の覚えがよくないところがあります。昨年の春などは全くこれまで手のつけていない仕事を行うことになり、どうしようかと悩みました。ただ正社員であり、日本のメンバーシップ型雇用の枠組みで働いている以上NOの選択肢はありません。
これまで障害者雇用の事情や背景を調べる中で、可視化というのが重要なキーワードとして各所で取り上げられていることは知っていたので次のようなリンクを参考にしながら仕事で教わったことをマニュアル化(自分で使う・引き継ぎ後の双方で使うことを想定)することに全力をあげました。
21年度の4月から習得(あるいは引き継いだ)した業務は基本的に全て可視化しました。
ドキュメント形式で作成し、詳細な本数は覚えていませんが30本以上は作成しました。
各工程のドキュメントは大まかな流れとして次の通りです。
○工程の説明
○スクリーンキャプチャを用いた画像の図示
○注意点
この3つの構成で各工程のドキュメントを作成しました。大体この構造であれば次回ほぼ問題なく作業ができたのですが、それでもミスが出たりすることがありました。そういうときは、ミスが出た段階でアップデート(更新)を行いました。ミスの回数に従って該当箇所のフォントを変更したりフォントの背景を黄色く染めたりすることでミスの再発を極力減らしました。
作成したマニュアルの使用法は2通りが考えられます。
- 該当箇所を印刷しファイルブックに閉じる
- 作業時に都度確認
幸いにして今の職場は16インチ以上のモニターが使えるのでノートパソコンか16インチ以上のモニターのどちらかにこのマニュアルを表示させて作業を行っています。それが難しい場合は印刷し、携帯用ファイルブックに閉じ、都度確認するといったことを行っています。
いずれにしろこのようにすることである程度の質を担保して仕事に取り組むことができました。
1日の時間は24時間、1440分です。
この中から8時間勤務だとするならば、1日の勤務時間は分で算出すると480分です。
通勤時間が1時間だとすると往復で2時間、120分になります。
家にいる時間は14時間、840分になるわけですが、そのうち寝てる時間を6時間半だとするとこれが390分、残りの活用できる時間は7時間半、450分となります。この時間の中には朝支度をしたりする時間も入っているので、実際のところはもっと少ない時間になるはずです。例として通勤時間60分の場合、朝の時間が90分としたとき、残りの時間は6時間、360分(※実際には休憩時間60分もあるので実際としては5時間、300分)になります。
仕事中は、次の次の回で書くことになる資格の勉強はできません。
そうすると、家にいるときなどにやることになりますが、その時間も取れない場合は平日に限って言えば電車の中の120分が重要な時間になります。
この表をまとめてみて社会人で大学院に通う人は本当にすごい。かなわんと思うようになりました。自分は20代の頃大学院で2年間勉強しましたが、この頃は歳をとったらまた行きたいと思うようになりました。しかしこれには効率と能率を恐ろしく身に着けなければならないということに気がついたものでした。
次の回では業務外だけど業務に関係することの話をします。
具体的にはQCサークル活動(小集団活動)等の話です。
続く